2014年3月20日木曜日

北の大地とウポポックル

雪解けが少しずつはじまったようで、木の根や池、川と生き物たちの呼吸を感じる場所は、少しずつその輪が大きくなりはじめているのがわかる。
空気がとても澄んでいて空に続く木々が唄いはじめる。
ウポポックルも唄う。
春に向けて雪がとけだすよ。
お日様があたると白い雪はいろんな透け方と影をうつしてとってもきれいだ。
世界中で一番綺麗な白だよって唄うと雪が照れてとけだすんだ。



2014年3月10日月曜日

サキシマスオウのタネから生まれたタネプレコ


数年前、仕事で奄美大島の山の中に2週間程滞在したことがあった。
倒木に苔が群生し、ヒカゲへゴやソテツ群が生い茂り、モダマがジャングルを渡っていた。

何より、新鮮な空気がいっぱい。突然の雨にうたれることもしばしばだったが、

新鮮な酸素を体中にしみわたらせることができ最高に幸せだった。

金ハブにも遭遇した。奄美の黒ウサギの糞にも遭遇した。

ガジュマルも本当にキジムナーが棲んでるよな樹木がたくさん生えていた。
そして、あのウルトラマンの顔のイメージのもととなったらしいサキシマスオウという40mを超える大木の種がゴロゴロ転がっている海辺に近い樹の下で私も例外なくその不思議な種に惹かれ、種がたくさん不思議なお魚になって歩きだしたイメージが浮かんだその時のことが、忘れられず形にしてみた。

あのたくさんの種たちは元気だろうか?樹になって大きく成長したのだろうか。